台湾の旅4日目(9月18日)
台北車駅構内→徳也茶喫→空港→度小月→林華茶行
台風が直撃。外はとてもじゃないが出れる状況じゃない。
でも、今日の午後の便で帰る。もったいないのでなんとか満喫しなければと思い、
台風の影響のない地下へ行くことにした。
台北車駅の地下の探索である。
これといって何かがあるわけではないのだが、ふらふら時間をつぶす。
ホテルの近くで昼ごはんをすませ、ホテルでガイドを待っていると台風のため午後の便はすべて休航だそうだ。
それでも明日のチケットの予約をしに空港へ。
ただしガイドの役目はここまで。あとの手続きはガイドはしてくれない。
市内に戻るバス、ホテルの延泊の手配等あとは自分ですべてやらなけらばいけなくなった。
そういう手続きに不安を覚えたのだろうか、市内まで戻らず空港で一夜を過ごすことを選択した人もいた。。
多少迷ったが、少し中国語をしゃべれることを頼りに市内へ戻った。不思議と全く不安はなかった。むしろテンションがあがってきた。
でも、それからが大変だった。まずはホテルのチェックインだ。
中国語の学習本などには必ずといっていいほどホテルのチェックインの状況の対話は載っている。自分も勉強済みのはずだ。
ただ、実際は勉強どおりにいかなかった。伝えたいことは伝わっているのだが、その返答が聴き取れない。それでもめげずに身振りや筆談や辞書を見せたりとあらゆる手段でなんとか意思疎通ができた。
次に領収書をつくってもらうことに苦労した。
旅行保険に加入していたので延泊の証明があれば保険がおりる。だから領収書を作ってもらうようお願いしたかったのだが、なかなかうまく伝わらない。それでも何度も説明しているうちに理解してくれた。
中国語だけに頼らずとにかく伝える気持ちが必要なのだと思った。
思わぬ時間ができ、雨風も弱まったので夕食を食べに行き、お茶屋へタクシーで行こうと思った。
するとタクシーの運転手がもっと安いお茶屋があると言う。
怪しいとは思ったが、このときはなぜかこれも何かの縁と思い、誘いに乗り連れて行ってもらった。
台北の西部は昔ながらの下町で物価が安いと言う。
確かに東部はガイドブックに載っているようなおしゃれ店が多いが西部は対照的だ。
確かに茶葉は安かった。
明日は朝5:00のフライトで1:00にホテルを出たいので早めに就寝。
翌朝タクシーで空港に行き、無事帰国できた。
今回、ほんとに中国語がしゃべれてよかったと心から思った。少ししゃべれることで保険に必要なホテルの領収書、休航の証明書、バスやタクシーの領収書、などをもらうことができた。
それよりも、こういう非常事態でも、中国語を多少しゃべれることであせらず冷静でいられた。これが全く知らない言語の国だったら、不安でたまらなかったと思う。
それにしても今回の旅でもヒアリングの弱さを痛感した。逆に相手に伝えることはなんとかなるものだと思った。
当分はヒアリングの訓練のみに時間を注ごうと思う。